A350開発から受領まで、大型機をボーイングからエアバスに切り替えるJAL

A350開発から受領まで、大型機をボーイングからエアバスに切り替えるJAL

ニュース画像 1枚目:A350初飛行
A350初飛行

8年前(2013/平成25年)の6月14日、エアバスの工場があるフランス・トゥールーズで最新鋭機「エアバスA350 XWB」が初飛行しました。A350はボーイングが開発を進めていた胴体に多量の炭素繊維を使用したボーイング787型の対抗として、エアバスが新たに開発した機種です。

初飛行はA350 XWBの基本型、エアバスA350-900型で、試験飛行の機体記号(レジ)は「F-WXWB」でした。「XWB」はエクストラ・ワイド・ボディの略。エコノミークラスには「3-3-3」で9席を配置でき、密度の高い座席数を求める場合は10席を配置できる幅広な胴体が設計されました。これに最新のエンジンが搭載され、そのメーカーにはロールス・ロイスが選定されています。

ニュース画像 1枚目:初飛行後、すぐに開催されたパリ・エアショーにも姿を見せたA350初号機
初飛行後、すぐに開催されたパリ・エアショーにも姿を見せたA350初号機

初号機を含め計5機の試験機を使い、型式証明の取得のため2,600飛行時間以上のフライトを経て、2014年9月末にヨーロッパ航空安全庁(EASA)、さらに同年11月にアメリカ連邦航空局(FAA)から認証を得ました。日本への初飛来は2014年11月19日(水)で、試験飛行機の5号機、レジ「F-WWYB」が羽田空港にやってきました。この機種を発注していた日本航空(JAL)を訪問したものでした。

ニュース画像 2枚目:羽田初飛来時のA350
羽田初飛来時のA350

日本の航空会社として初めてJALが2019年6月13日(木)、A350を受領しました。機体記号(レジ)は「JA01XJ」で、受領式典後のフェリーフライトで6月14日(金)に羽田空港へ到着しました。1号機はJALのシンボルカラーで「挑戦」を示すレッド、2号機「JA02XJ」はイノベーション「革新」を表すシルバー、3号機「JA03XJ」は地球環境に配慮し持続的な成長を目指す「エコ」のグリーンで、それぞれ「AIRBUS A350」と記した特別塗装が施されています。2021年6月14日(月)現在、A350-900は計8機、運航されています。

ニュース画像 3枚目:JAL A350初号機、3号機までは特別塗装
JAL A350初号機、3号機までは特別塗装

今後、2023年度にはJALが次期国際線の主力と位置づけるエアバスA350-1000型機が導入される予定です。A350-1000は、ボーイング777型機を更新する予定で、レジは初号機が「JA01WJ」で、2機目以降は順に「JA02WJ」と数字が変わっていきます。航空局には「JA30WJ」まで30機分が予約登録されています。この機材は、A350-900より胴体が長く、その機内空間の使い方も注目されます。

ニュース画像 4枚目:A350-1000、日本航空への導入は2023年予定
A350-1000、日本航空への導入は2023年予定
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