東ヨーロッパのセルビアから成田空港へやってきたA330、ロイヤルブルネイ航空のプチスペマなどが話題になりました。先週に引き続き、羽田へやってきた4発機A340や世界一周ツアーの757など、直近2024年10月11日〜17日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
10月11日・成田空港
エティハド航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号:A6-ETQ」
通常、エアバスA350-1000型機が投入されている成田/アブダビ線に、機材変更で777-300ERが使用されました。今年6月1日に同じ、「A6-ETQ」が投入されて以来の飛来でした。
10月12日・中部国際空港
カリッタ エア ボーイング747-400F型機 「機体記号:N705CK」
アメリカ・ロサンゼルスから、カリッタ エアのフレイターが飛来しました。在日米軍基地などへの飛来は多いですが、民間空港では珍しい存在です。同機は、2016年まで大韓航空で活躍していました。
10月13、14日・成田空港
エア・セルビア エアバスA330-200型機 「機体記号:YU-ARC」
成田〜ベオグラード間で、初めてチャーター便が運航されました。エア・セルビアの日本への飛来も初めてでした。同社は長距離用のA330-200を3機保有。垂直尾翼に人物が描かれた2機と、2027年ベオグラード万博の異なる塗装機を運用しています。
10月13日・羽田空港
イタリア空軍 ガルフストリームG550型機 「機体記号:MM62329」
最近は飛来頻度が高めのイタリア空軍。この日はガルフストリームが、羽田空港に飛来しました。主に、要人移動などで運用されています。
10月14日・成田空港
デルタ航空 エアバスA330-900neo型機 「機体記号:N410DZ」
2日に韓国・ソウル(仁川)から整備のために飛来した「N403DX」と入れ替わるように、「N410DZ」がソウルからやってきました。こちらも同様に、成田空港内の同社整備施設内で作業が行われるものとみられます。
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10月15日・中部国際空港
アイスランド航空 ボーイング757-200型機 「機体記号:TF-FIC」
アメリカ・アンカレッジから富山空港を経由して、世界一周旅行でお馴染みのアイスランド航空757がセントレアに飛来しました。
10月16日・成田空港
ロイヤルブルネイ航空 エアバスA320-200neo型機 「機体記号:V8-RBE」
今年11月に創立50周年を迎える同社。重整備後の15日から運航されている「V8-RBE」の機体後部に、50周年を記念したロゴマークが描かれています。
10月16日・羽田空港
ハイ・フライ・マルタ エアバスA340-300型機 「機体記号:9H-SUN」
先週10〜12日に羽田へ飛来し話題となったA340ですが、今週再び羽田空港に飛来しました。前回はオーストラリア・ブリスベンからの到着でしたが、今回はアメリカ・ボルティモアからアンカレッジ経由で飛来しています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?