キャセイ、747-400旅客機を年末までに完全退役 計画を1年前倒し

キャセイ、747-400旅客機を年末までに完全退役 計画を1年前倒し

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空 747-400
© Cathay Pacific Airways
キャセイパシフィック航空 747-400

キャセイパシフィック航空は2016年3月9日、2015年通期決算の発表とあわせ、保有機材の状況を更新しました。この中で、747-400旅客機の退役予定を1年前倒しし、2016年中にすべて退役させると発表しました。

キャセイパシフィック航空は長距離路線で747-400旅客機の投入を2014年8月末に終了しており、現在は羽田、台北・桃園、デンパサール、クアラルンプール線など、近距離のアジア路線に投入されています。残る747-400旅客機は3機で、「B-HKT」「B-HUI」「B-HUJ」です。同社は2015年度に747-400旅客機を4機、退役させています。

また、貨物機では、2013年にボーイングと6機の747-400貨物専用機の売却で合意し、引き渡し済みの2機に加え、残る4機も2016年末までにボーイングへ引き渡しを完了します。

なお、2015年12月31現在、キャセイパシフィック航空は計70機の新機材を発注済みで、2024年までにこれらの機材を受領します。機種はA350-900が2016年5月に初号機を受領し、2016年末までに計12機を導入します。

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