FLIGHT OF DREAMSの787初号機、台座に乗せて固定する作業が完了

FLIGHT OF DREAMSの787初号機、台座に乗せて固定する作業が完了

ニュース画像 1枚目:FLIGHT OF DREAMSで作業が行われている787
© 中部国際空港
FLIGHT OF DREAMSで作業が行われている787

中部国際空港(セントレア)は2018年2月28日(水)、2018年夏に開業する新複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」のメイン展示となる787初号機「ZA001号機」を建設中の施設内に設置する作業を完了したと発表しました。

飛行機が飛んでいるような展示をめざし、高さ約1.7メートルの台座に飛行機を設置する設計を採用しており、長さ60メートル弱、重さ100トン強の飛行機を約2メートル持ち上げ、台座に乗せて固定する作業が行われました。

持ち上げる作業は、787の製造時や整備時に利用する専用ジャッキを利用して機体を持ち上げ、機体の下に台座の骨組みを据え付けました。その後、台座と機体のギア部分を接続する治具を設置し、機体と治具を連結、固定されました。

この台座に乗せる作業は、世界的に珍しいだけでなく、787では前例がなく、ボーイングをはじめ、ロサンゼルスのCSAアーキテクツと日米合同テクニカルチームを結成し、使用する機材などすべてアメリカから空輸し、実現に至りました。

この記事に関連するニュース
メニューを開く