海上保安庁は2019年1月31日(木)から、関西国際空港の周辺海域において、荒天時の航行制限の運用を開始したと発表しました。
これは、2018年12月25日(火)に「荒天時の走錨等に起因する事故の再発防止に係る有識者検討会」がとりまとめた中間報告で、「関西国際空港(関空島)周辺海域における荒天時の走錨等については、法規制をもって再発防止に当たるべき」と提言されたことを踏まえたもので、荒天時の航行制限としては全国で初めてとなります。
規制対象は荒天時の、関空島から約5.5キロメートルの範囲で、船舶の航行が制限されます。対象船舶は総トン数100トン未満の船舶や、海上保安庁の船舶などです。
周知方法は、第五管区海上保安部から航行情報をはじめ、無線電話、ウェブサイトなどを使用します。