アメリカ海軍、ヴァン・ゴッホで空自F-35Aの捜索を開始

アメリカ海軍、ヴァン・ゴッホで空自F-35Aの捜索を開始

ニュース画像 1枚目:深海捜索 イメージ
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class Peter D. Blair/Released
深海捜索 イメージ

アメリカ海軍は2019年4月25日(木)、契約した船舶に乗船し、墜落したとみられる航空自衛隊のF-35Aの捜索、回収作業の新たな支援を開始したことを公表しました。アメリカ海軍はウルトラ・ディープ・ソリューションズ社の「ヴァン・ゴッホ」を契約し、同船は4月24日(水)に沖縄を出港しています。

ヴァン・ゴッホは装備する音響信号の探知専用に設計されたハイドロフォン「Towed Pinger Locator 25(TPL-25)」を使った捜索を予定しています。「TPL-25」は、マレーシア航空がインド洋に墜落したMH370便の捜索活動時にも使用されており、その能力は水深6,100メートルまで装置を曳航でき、機体に搭載されているデータレコーダやコクピットのボイスレコーダーが発信する音響信号の探知専用に設計されたハイドロフォンで、機体の発見に期待がかけられています。

アメリカ海軍は4月9日から4月17日にかけて、「ステザム(DDG 63)」とP-8Aポセイドンが空自と共におよそ5,000平方キロメートルのエリアを探索し、P-8Aポセイドンの飛行時間は計182時間に達しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く