関西3空港、10月国内線 旅客数が前年5割に回復

関西3空港、10月国内線 旅客数が前年5割に回復

ニュース画像 1枚目:神戸空港
© 神戸市
神戸空港

関西エアポートは、運営する3空港の2020年10月の利用状況をまとめました。新型コロナウイルスの影響により、発着回数、旅客数ともに大きく減少していますが、国内線の旅客数は前年5割まで回復しています。国際線は以前として、前年比0.8%程度の旅客数にとどまっています。

関空の旅客数は、総旅客数が前年比88%減の294,300人、このうち国内線旅客数は前年比51%減の278,038人と、9月の211,011人、前年比65%減から回復しています。一方、10月の国際線旅客数は99.2%減の16,262人で、日本人旅客、外国人旅客ともに、引き続き前年比99%以上の減少率です。

関空の総発着回数は前年比70%減の5,046回でした。このうち、国内線の発着回数は前年比37%減の2,469回と、9月の前年比43%減から減少率が縮小しています。一方、国際線発着回数は2,577回の前年比80%減で、引き続き大幅な減少が続いています。

伊丹空港では、国内線発着回数は前年比34%減の7,455回、国内線旅客数は43%減の780,035人、神戸空港は国内線発着回数は24%減の2,111回、国内線旅客数は49%減の150,638人でした。

なお、関空発着の国際貨物便は、旅客便減少で供給がひっ迫したことから、発着回数は前年比77%増の2,092回と大幅に増加したものの、総貨物取扱量は前年比4%減の63,270トンでした。

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