ブリティッシュ・エアウェイズ、747特別塗装機の保存決まる

ブリティッシュ・エアウェイズ、747特別塗装機の保存決まる

ニュース画像 1枚目:BOAC「ゴールド・スピードバード」塗装の「G-BYGC」
© British Airways
BOAC「ゴールド・スピードバード」塗装の「G-BYGC」

ブリティッシュ・エアウェイズの旅客機として活躍し、退役したボーイング747型機「クイーンズ・オブ・ザ・スカイズ」特別塗装機の定住先が決まり、今後、長年に渡りイギリスで航空ファンを魅了し続けることになりました。

1984年から1997年まで使用されたチャタム塗装を施している機体記号(レジ)「G-BNLY」は、ダンズフォールド飛行場へ向かい、すでに移動している「G-CIVW」と共に来訪者に公開されます。

1963年から1974年にかけて英国海外航空(BOAC)として最後の時期に使用された「ゴールド・スピードバード」塗装の「G-BYGC」は、ウェールズのブロ・タタン・ビジネスパークで展示されます。BOACが747でイギリスに貢献したことを紹介する展示の1つとして、機体も展示されます。

「G-BNLY」「G-BYGC」の2機とも現在、カーディフ空港に滞在しており、それぞれの飛行場へ最後の飛行を予定しています。特に、「G-BYGC」はおよそ8キロメートル離れた場所にあり747にとっては非常に短いフライトですが、空の女王として優雅に最期を飾る時間となりそうです。

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