JAレジ、2022年1月まとめ 新規5機 海保6機目2000EXなど

JAレジ、2022年1月まとめ 新規5機 海保6機目2000EXなど

ニュース画像 1枚目:「JA634P」で飛行するD-3 (yabyanさん 2022年1月24日撮影)
© FlyTeam yabyanさん
「JA634P」で飛行するD-3 (yabyanさん 2022年1月24日撮影)

国土交通省航空局によると、2022年1月の日本国籍の航空機登録は、新規登録5機、抹消8機、予約登録2機でした。新規登録の民間商用機は、ありませんでしたが、注目される機体としては、川崎製BK117D-3型が警察庁に「JA634P」、ファルコン2000EX型が三井物産エアロスペースに「JA577A」として登録されています。

「JA634P」は、警察庁が川崎重工に発注した2機のうち1機目とみられ、警察関連に引き渡しされる初のD-3型です。塗装前の状態ながら、1月中に飛行が確認されています。5枚ブレードのメインローター・システムを採用したD-3型は、高高度での優れたホバリング(空中停止)性能、低騒音などで改善され、最新のアビオニクス搭載してパイロットの負荷が低減しています。

「JA577A」は、三井物産エアロスペースから今後、海上保安庁に引き渡しされる機体とみられます。日本へのフェリー時はアメリカ籍「N366FJ」で輸送され、羽田空港で確認されています。海保のファルコン2000EXは、これで6機目です。

ニュース画像 1枚目:羽田空港で確認されたファルコン2000EX (arachimanさん 2022年1月14日撮影)
© FlyTeam arachimanさん
羽田空港で確認されたファルコン2000EX (arachimanさん 2022年1月14日撮影)
■2022年1月 新規登録機
登録日レジ番号航空会社機種製造番号
1/5JA330Cつくば航空R44Ⅱ12609
1/11JA15TP加賀電子42957389
1/11JA109D7 HEAVEN MANAGEMENTA109E11725
1/13JA634P警察庁BK117D-321031
1/19JA577A三井物産エアロスペースファルコン2000EX366

抹消された8機は、民間商用機が7機、回転翼が1機でした。民間商用機7機のうち、4機はボーイング777-200型でプラット・アンド・ホイットニーのエンジンを搭載した機体のフェリーに限定した飛行が認められたことを受け、アメリカに移されています。このほか、AIRDOの「JA601A」がアメリカ、ANAの「JA03VA」がフランスにそれぞれフェリーされています。

ニュース画像 2枚目:JALのワンワールド塗装「JA8980」 (U-tankさん 2017年12月13日撮影)
© FlyTeam U-tankさん
JALのワンワールド塗装「JA8980」 (U-tankさん 2017年12月13日撮影)
ニュース画像 3枚目:ANAの「JA710A」 (kitayocchiさん 2016年8月28日撮影)
© FlyTeam kitayocchiさん
ANAの「JA710A」 (kitayocchiさん 2016年8月28日撮影)
■2022年1月 抹消登録機
抹消日レジ番号航空会社機種抹消理由
1/12JA8979日本航空777-200JET MIDWEST, INC.社へ売却
1/17JA601AAIRDO767-300航空の用に供さないため
1/17JA03VA全日空商事バニラノートリーシングA320-214航空の用に供さないため
1/18JA7975個人R22Beta機体滅失のため
1/27JA8980日本航空767-300WWTAI AIROPCO 1BERMUDA LTD.社へ売却
1/28JA709AANAホールディングス777-200航空の用に供さないため
1/28JA710AANAホールディングス777-200航空の用に供さないため
1/31JA009D日本航空777-200JET MIDWEST, INC.社へ売却

■2022年1月 予約登録機
JA01TL
JA924H

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