仙台空港ビルは2011年3月11日の東日本大震災からの復旧作業を3月25日付けで書面にまとめ、報告している。それによると、ビル自体の完全復旧にはおよそ6ヶ月かかる見通しというが、民間機がフライトできる状態に空港機能が復旧した時点で、部分開業して旅客サービスを提供するという。
なお、ビル建物自体はそれほどの損傷ではないというものの、1階ロビーに瓦礫が流入、電気室が浸水。すでに3月16日からは瓦礫の撤去、復旧作業を本格化させているという。同ビルでは復旧まで国土交通省をはじめ、国、宮城県、地元市、航空各社の支援が欠かせないとしており、引き続き協力を求めている。