今週は、デルタ航空の希少種767-400ERの特別塗装機2種の飛来などが話題になりました。他にも、球春到来を告げるチャーター便やピカピカ大韓航空の新型機など、直近2025年1月24日〜30日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
1月24日・羽田空港
フィンエアー エアバスA350-900型機 「機体記号:OH-LWB」
成田空港や関西国際空港への飛来実績が多い、「ワンワールド」特別塗装機。同日は羽田線に投入され、2022年10月の羽田〜ヘルシンキ線就航以来初めての飛来になりました。
1月25日・帯広空港
エアロK エアバスA320-200型機 「機体記号:HL8540」
同日より、帯広〜清州間のチャーター便が就航しました。2月11日まで、火・木・土曜日の計8往復16便を運航します。とかち帯広空港へは、2024年10月に2往復でチャーター便を運航して以来です。
1月26日・羽田空港
デルタ航空 ボーイング767-400ER型機 「機体記号:N844MH」
1月6日に羽田経由で中国・広州へ重整備入りし、約10年ぶりのスカイチーム特別塗装機で話題になった機体が、整備を終えて再び羽田空港に立ち寄りました。その後、アメリカ・シアトルにフェリーされ運用に復帰しています。
1月27日・関西国際空港
天津航空 エンブラエルERJ-190型機 「機体記号:B-3180」
中国の新疆ウイグル自治区内にある世界遺産“天山山脈”をPRする特別塗装機が、2024年5月の就航以来初めて日本に飛来しました。大阪(関西)〜天津線に投入されています。
1月27日・関西国際空港、福岡空港
大韓航空 エアバスA350-900型機 「機体記号:HL8598 & HL8597」
アシアナ航空向けに発注されていたA350-900が、大韓航空仕様で納入され同日から就航しました。国際線初就航はいずれも日本路線で、大阪(関西)および福岡〜ソウル(仁川)線に新規納入の2機揃って投入されています。翌日には機材が入れ替わり、両機ともに2空港への就航を果たしました。
1月28日・羽田空港
デルタ航空 ボーイング767-400ER型機 「機体記号:N845MH」
2015年から運航されている特別塗装機「ピンク・リボン・プレーン 4号機」。2019年5月の成田空港以来、日本へ久しぶりにやってきました。中国・広州で行われる重整備の途上で、ただでさえ貴重な767-400ERかつ特別塗装機の連日の飛来で、深夜の羽田は盛り上がりました。
1月30日・羽田空港
日本航空(JAL) エアバスA350-1000型機 「機体記号:JA09WJ」
同社のフラッグシップ、A350-1000がデリバリーされました。製造工程の都合により「JA07WJ」の受領が遅れており、「JA08WJ」は7機目、今回の「JA09WJ」は8機目としてデリバリーされています。
1月30日・仙台空港
日本トランスオーシャン航空 ボーイング737-800型機 「機体記号:JA05RK」
仙台〜那覇間で、特別塗装機「2代目 ジンベエジェット」によるチャーター便が運航されました。同便は、プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」の春季キャンプに参加する選手を含めた球団関係者向けに運航されたもので、毎年恒例になっています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?