マレーシア航空機捜索、海自P-3Cがパースに移動 中国も航空機追加

マレーシア航空機捜索、海自P-3Cがパースに移動 中国も航空機追加

マレーシア航空のMH370便が消息不明となっている件で、自衛隊から捜索救助活動に派遣している航空自衛隊C-130Hが1機、海上自衛隊P-3Cの2機のうち、P-3Cはパースに拠点を移し、捜索活動を行います。2014年3月21日に小野寺防衛相も行動命令を発出しています。

自衛隊機は派遣後、空自機と海自機ともマレーシアのスバン空港を拠点に活動していました。オーストラリア政府がMH370便の可能性が高い物体を衛星データから確認したことを受け、すでにこの海域で活動をしているオーストラリア、ニュージーランドのP-3C、アメリカ海軍P-8Aなど海自P-3Cも共同で捜索を行います。

この海域にはイギリス海軍が駆逐艦エコー(HMS Echo)を派遣し、捜索活動を新たに支援します。イギリスはエコー以外にインド洋に展開している艦船を派遣する用意があるとしています。さらにフランスもAF447の捜索の経験から、協力を確約していることもあわせて発表されています。

捜索活動では、3月21日に中国海軍が艦艇5隻と艦載ヘリコプター3機を追加配備し、IL-76を2機、Y-8を1機を追加派遣しています。すでにマレーシアに到着していますが、オーストラリア海域の捜索にあたります。

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