日本と韓国がそれぞれ入国制限を緩和し、日本/韓国間の国際線の再開・増便が相次いでいます。羽田/ソウル・金浦線が2022年6月29日(水)から、2年3カ月ぶりに再開されます。これ以外にも、日韓の航空会社が6月下旬から7月にかけて、続々と増便を計画しています。6月時点で日本発韓国行きの場合、韓国への入国にビザ申請が必要、帰国時は韓国出発72時間前のPCR検査と陰性証明が必要と、それぞれ制限は残っています。韓国の観光ビザは7月4日(月)から、オンライン申請を受け付ける予定で、着実に観光・ビジネスともに訪問者数の増加へ動き出しています。
航空会社の増便はまず、エアプサンが6月25日(土)から成田/ソウル・仁川線、6月27日(月)には関西/仁川線をそれぞれ週1往復から2往復へ増便します。羽田/金浦線は6月29日(水)に大韓航空とアシアナ航空が再開し、日本航空(JAL)が6月30日(木)から、ANAは7月1日(金)から、それぞれ週2便を運航します。
ジップエアは7月4日(月)から、成田/仁川線を1日1往復のデイリー運航に増便します。ティーウェイ航空は、7月8日(金)から成田・関西・福岡/仁川線を1日1往復便のデイリー運航とします。ジンエアーも7月から成田・関西・福岡/仁川線を増便し、週2往復を週4往復で運航します。
アシアナ航空は7月15日(金)から、成田/仁川線で毎日運航するOZ102/OZ101便に加え、別便のOZ105/OZ106便を週3往復で再開し、この路線を週10便に増便します。さらに、大韓航空は7月に関西・福岡/仁川線を増便し、7月17日(日)から新千歳/仁川線を運航再開します。
日韓路線は、6月(6/19の週)に週62往復のところ、7月(7/24の週)に週105往復に増えます。今後も便数の増加が予想され、着実にアフターコロナへ向かっています。
■日韓路線の週間便数 (2022/6/22時点分)